ビジネスクラスに乗って解脱する3本セット修行の2本目。
実はこの2本目は、あまり海外旅行する時のワクワク感がなかった。
最初の行き先が国内だったから?
クアラルンプールが3回目だから?
たぶん両方かな。
石垣島から行ける離島を選択
今回は、石垣島空港降りて一泊した後で、羽田経由のクアラルンプール半日観光の一泊三日の旅程です。
石垣島は家族で数日過ごしたことがあるので、行ったこと無い離島へ行きたい。
最初の候補は与那国島。
沢木耕太郎の初期のエッセイで最も西の島として描かれていて、なんとなく記憶に残っていたので。
ただ、残念ながら石垣島から与那国島への便の乗り継ぎが悪くて、断念。
一泊しか無いので、最もアクセスの良い、竹富島へ行くことにした。ここなら石垣島から10分で着く。
宿は、一人旅なので、一人の旅行者が目立たないように民宿を手配した。
有休を取って金曜日の朝から羽田へ1人で行くと、出張で立ち寄る国内線ANAラウンジの様子もいつもと違って見える。
いつもはできない、「朝からアルコール摂取」してから、石垣島への便に乗る。
座席はエコノミーだけど非常口前の広々スペース。
石垣島空港では、遅めのランチを15時くらいに。
楽しみにしていた「いしなぎ屋の牛丼」は売り切れていたので、 「いしなぎ屋のステーキ丼」を食べてから、離島ターミナルへとバスで向かう。
竹富島
離島ターミナルでチケットを買って、船で竹富島へ。
宿のクルマで迎えに来てもらって、宿に荷物を置いてから桟橋へ向かったのが17時頃。
ぱらぱらと人がいて、きれいな景色を拝む。
宿で晩御飯を食べてから、また夕日を見に桟橋へ。
桟橋から帰ると、19時過ぎで、縁側に常連らしき人がいたので、合流して夜まで暇つぶし。
1人の常連さん男性と、数ヶ月離島めぐりをしている女性。
修行のことを話すと、好奇の眼差し。そりゃあそうだよね。そんな理由で飛行機乗る人ってなかなか周りにいないよね。
途中で宿のおばあさんから、泡盛と美味しいお菓子が差し入れられる。
で、消灯の22時か23時に、真っ暗な中を、3人で桟橋へ行って、満点の星空を寝っ転がって見る。
ちょっと肌寒かった。
この歳になって見知らぬ人と、星空を見に行くとは。
翌朝は、朝ごはん食べてから、ちょっと周りを自転車借りて回ったら、出発の時間。 常連さんおすすめのラー油を買ってから、10:10の船で石垣島へと戻る。
今日こそは、と「いしなぎ屋の牛丼」をランチに食べてから、12:25発の羽田行きへ乗る。
またもや、搭乗口近くの足のびのびエコノミー。
国際線乗り継ぎは、ANA手配の乗り継ぎではなく、便数も多いと案内された、通常の無料循環バスで 国際性ターミナルへ向かう。
時間があり過ぎるので、羽田空港国際線ターミナルのマッサージ屋さんで足マッサージ20分を受ける。
会社の制度で若干補助されることを、ふと思い出したので。
その後で、時間も早いけど保安所を通過。
優先レーンがあって、当然「ビジネスクラスチケット」や「SQゴールド」で通過可能と思いきや、羽田空港国際線の保安所では、通過できなかった!
「ファーストクラスチケット」か、シンガポールエアのステイタスでもゴールドより上じゃないとだめ。 反対に、確かANAならばブロンズ以上で通過出来た模様。
すごすごと一般レーンへと並ぶ。
ANAスイートラウンジとダイニングH
まずは、国際線の羽田空港ANAラウンジへ。
結構混んでる。
適当に冷やかして、ごはんは我慢して時間を潰す。
ANAラウンジを出てから、18:30くらいに、お目当てのANAスイートラウンジへ。
期限切れ間近で格安で放出されていたご利用券を握りしめて、若干挙動不審になりつつ。
ANAスイートラウンジは、ANAラウンジとの差別化に苦労している様子が伺える、 とってもゴージャスな「大人の漫画喫茶」でした。
お姉さんが飲み物を持ってきてくれる。
19時スタートのダイニングHをお目当てに、そわそわしつつ、「大人の漫画喫茶個室ブース」で飲み食いして待つ。
19時ジャストくらいに、突如自然発生的に生まれた列に並んで、なんとか一巡目で中へ入る。
土曜日の夜なので、会社員さんよりは、休暇の家族連れが2,3組、僕みたいな1人者がたくさん、といった客層。
僕はなんとなーく、隣の1人もののおじさんと同じく、肉では無くてアワビをチョイス。
で、何故か僕の方に先にアワビが到着。 何故か隣のおじさんのアワビが遅れる。
めっちゃ気まずい。
肝心の味は、、、美味しかったけど、ちょっと物足りなかった。ここは肉が正解だったかな。
自由に取れる前菜系は、わりと美味しくて、何度もおかわりした。
メインイベントのダイニングHも堪能して、夜の0:05に出発の飛行機へ。
この時、既にぼーっとしていた。
おそらく原因は、マッサージを受けて身体の循環がよくなって、僕の身体が排出モードに入っていたのにも関わらず、 僕がアルコールを通常ペースで摂取したので、身体が混乱していたのだろう。 なんか気分が乗らなかった。
そして、ビジネスクラスで「ほぼ」フルフラットで身体は楽なのだけど、ISG-HND-KULと石垣島から羽田乗り継ぎのクアラルンプールは遠い!
しかも羽田で数時間暇つぶしのあとで。
このフライトから、飛行機のエンジン音が気になり始めた。ちょっと油断すると、エンジン音へ意識が向く。
「ああ、これが進行すると、乗り物酔いになるのかなあ」、という感覚も出てきた。今のところ大丈夫だけど。
今回もKindleで持参したパラダイスさんのように、乗りまくることは出来ないなあと思った。